No.20
2022年5月25日(水)15:10:00 890文字 街歩き,有形文化財,土木,基準点・水準点
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〒100-0014 東京都千代田区永田町1丁目1−2 国会前庭 (北地区)
https://goo.gl/maps/8wHQnht7MMPQtAZD8
http://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/suijun...
6月3日「測量の日」
標庫の正面
設計者は佐立七次郎(さたちしちじろう)(1856~1922)。日本近代建築の父と呼ばれたジョサイア・コンドルの一番弟子。生涯で設計に関与した建物は34棟を数えるが、現存しているのは「日本水準原点標庫」と「旧日本郵船株式会社小樽支店(国指定重要文化財)」の2棟だけ。
標庫の裏口
裏側から見た日本水準原点
裏側から見た日本水準原点 標庫内部
日本水準原点基礎図
『地下10m余の地盤の上にコンクリートの基礎部を作り、その上に外側を煉瓦積み、内側をコンクリート詰めにした塔が築かれている。この基礎の上部に花崗岩でできた正八角形の台石があり、その上に水晶板がはめ込まれた船形台石が設置されている。』とのこと。
船形台石の先端に水晶板がはめ込まれている。水晶板目盛りの0表示の所が標高24.3900の位置らしいが、目盛りが薄くなっていてほとんど読めなかった。
機械台?
職員さんが標庫正面の扉を閉めるの図。職員さん曰く「扉が閉まっている時と開いている時を同時に見れる機会は滅多にない(笑)」。
表面の扉の装飾
扉の装飾…鍵穴だろうか?
一等水準点 乙
一等水準点 丙
一等水準点 丁
一等水準点 甲
甲だけ蓋をあけて内部を公開していた
日本水準原点と原点を取りまく一等水準点の位置図。
戊の一等水準点は建て替え工事中の憲政記念館の敷地内にあり、確認できず。
「日本水準原点」 国土地理院 土木学会選奨土木遺産
展示パネル類
配布していたパンフレット類。とても面白い。